Budapest

 

 心にずっと素敵を潜めていた東欧

 パリで家族5人

 ウィーンで2人

 そしてオーストリアからハンガリーの列車の中

 いつもの1人旅になった

 いつもより虹色な時の砂をもって

 ハンガリーでのんびり四季をうたう

 

 

 

 

 

 

 

2006.10.8

 

 

13:25  Wien Suedbahnhof (南駅) →  16:53 Budapest

オーストリア鉄道にのりこむ

 

景色は小麦色と青とみどり

単調だけど退屈しない窓景色

EU圏を出ると恒例のパスチェック

パスチェックでいつも思い出す

スイスに入る時の荷物検査

バックに入れた四角いおにぎり

「なんですかこれは!怪しいぞ」と匂いを嗅がれ

「食べ物ですからどうぞお食べ下さい」なんてと返すと

「ふざけるな」とリターン

出てくる質問にこたえる憂鬱な30分だった

今回は担当にっこりスマイルでパスチェッククリア

お国違えば?!

 

時間の経過を知らせるのは窓景色

1週間前は母に伯母に

1日前は姉と

一緒だった旅のendはひとりぼっち

 

夕日がいつも以上に温かいのはきっとそう

さみしいの埋め合わせ

 

Budapest keleti(東)駅到着

ブダペストのメトロは1・2・3の3本の線でわかり易く

ホテルまではMetro1を利用

早速乗り場さがし

 

メトロ入り口の扉が閉まっている

唯一開いている所からなんだここかと地下へもぐる

動いていない

 

 

これぞストライキ

 

 

あらあらと臨時のバスが出ているか尋ね

バスでホテルに向かう

 

 

その前に

お腹が空いたと買ったパン

一口でごめんなさい

これは初めて

聞くとパプリカの粉が練り込まれているとか

 

 

ホテル着

居合わせた日本の方たち

夜は小さな初めまして会

たのしい巡り合わせ

1人はハンガリーに住む乙女

1人はアメリカの大学の学生君

1人は台湾に住んでいるカメラ好きなメンズ

同じ日に同じ時間に

わたしたちはここにいた

 

 

 

翌日快晴

メトロ使うことなくホテルから歩いて15分

英雄広場

ハンガリーの初代国王、独立戦争・革命の英雄など

14人の像が飾られているそう

 

目的なく緑気持ち良い方に足がすすみ

おかいもの帰りの多くの人とすれ違う

マーケットがあるよう

足下ぐぢゃぐぢゃが東欧らしく

あ、踏んじゃったごめんなさいの連発

欲しい物の交渉がとても楽しいのです

 

マーケットで意外にも時間が経ち

目的の観光へ

初メトロ

1つ1つの駅がとてもかわいく

それに合わせて高い音符たちもおどります

 

目的は「民族美術館」

正面に国会議事堂がどん

タイミング悪く訪れた月は暴動が起こっており

国会議事堂の前が大変なことに

地元の人に現地語で何か言われ誘われて

気付けばハンガリーの旗をフリフリ

 

 

暴動に巻き込まれた後

へとへとになって目的到着

ルネッサンス様式の美しい建物に入館

 

「World Press Photo 06」

未だ内戦が続く国々がテーマ

特別写真展 開催中

写真から伝わる世界

写真の向こうの現実

 

 

 

2階にハンガリーの民族衣装や民芸品の展示

10万点以上

堪能できます

これはトランシルバニア地方の刺繍

デザイン・技術

見入ってしまいます

 

 

ハンガリーの誇るヨーロッパ最大の民族博物館

大学の頃、ゼミで民族文化を研究しているチームのことを思い出して

今更興味深いな

と1人思う

 

 

最後に

50体以上の蝋人形が民族衣装を着ている区画突入

よりによってその区画になってわたし1人

Uターンして先ほどまでいた人たちを探すも見つからず

中心にチカラを入れて進んでみる

少し。。だいぶ怖かった

顔がリアルですから

そしてそんな場所で

こんな時に限ってあり得ない迷子ちゃん

民族博物館


M2Kossuth Lajo ter 駅下車

Tel:473-2400

 

 

外に出ると広場でトランシルバニア刺繍を販売中

民族衣装がやっぱりすてき

でもこの彼女も実は蝋人形だったりして、、

そして振り向くと。。

なんて、民族博物館の最後に味わった恐怖の余韻

 

気を取り直して民族衣装に見取れる

ハンガリーから足をのばしてルーマニア

思いを馳せる

 

素敵なネオ・ゴシック様式の国会議事堂前からトラムにのって

あの暴動はどこへやら

 

くさり橋

ブダ地区とペスト地区を結ぶ最初の恒久的な橋として架けられたそう

その後ブダとペストが合併し、首都ブダペストが誕生

近代的文化都市へと発展してゆきます

 

 

第二次世界大戦により多大な被害を受けその後1949年に復元

最も古く美しい橋として立派な街のシンボル

くさり橋

 

 

ドナウ川をはさみ、「ブダ地区」「ペスト地区」に分かれる首都ブダ・ペスト

『ドナウの真珠』と言われる美しい趣のある街

 

 

漁夫の砦

ドナウ川に沿って1896年に建てられたネオ・ゴシック様式の砦。

漁師達によって城壁が守られてきたところからこの名がつけられたそう

 

マーチャーシュ教会

歴代の王の戴冠式や結婚式がここで行われたと言う由緒ある教会

シンボルの高い尖塔が一本

ぐっと目にとまります

 

王宮はかなり広く気付けば半日滞在

足を止めて目の前にドナウ川沿いから見るペスト側の景色

穏やかな時間

地図のよめない私は案の定

王宮の入り口分からず遠回り遠回りで自分の足でのぼり

帰りになってこのような便利なものが動いていることを知る

 

ハンガリーワインを飲んでホテルに向かう途中

明日の白紙のタビメモを色付ける

 

 

 

 

翌朝

朝市のぞいてみます

元は駅の構内?

というような造り

カラフルが勢揃い

丸電球、足下のタイルの柄に色

なんだか素敵

 

香ばしいコーヒー豆の匂いにつられ

ゆっくり朝食

パンはパプリカ色に染まっている子しか見つからなく

ハンガリークッキーをぼりぼり食べました

 

今日の目的は市内から少し離れた

大きな蚤の市

バスに乗る事30分

入り口はいって早々の

ごちゃごちゃ感がたまらないです

おひさまが笑っている間中

がさがさ ごぞごぞ

店主がときにパリーン

わたしもうっかりパリーン

 

私好みなコーヒーカップ

お花柄のワンピース

ご購入

 

夜遅くのホテル到着

明日はどこにゆこう

 

 

 

 

翌朝

「Sentendre」という街

遠方バスで訪れてみます

目的は陶芸家「マルギット・コヴァーチ」の美術館

首都・ブダペスト北方20キロに位置するセンテンドレ

14世紀〜17世紀のオスマン・トルコ支配から逃れて来たセルビア人やギリシア人達が開発した小さな町

人口は2万人程

 

   

着いて気付いた

この街は観光街

かわいいお土産たちに手招きされて

たのしいお買い物タイム

用途分からない物がたくさんあって叩いて音を出したり

店主さんとの会話も楽しいのでした

 

「マルギット・コヴァーチ」陶芸博物館

到着

彼女お手製のレリーフがお出迎え

 

生活や家族をテーマに温かい作品が溢れ

その表情の豊かさ

色彩の温かさに

デザインの繊細さに

はっとさせられるのです

と同時に「素焼き」の美しさを改めて感じさせられました

 

陶製の人形をはじめ、ポットや絵皿まで

地下2階までもが展示スペースで

彼女の作品をゆっくり堪能できました

最後にドイツ語版DVDと絵はがきを購入

 

 

 

すてきな作品に出会った後

空腹に気付きレストランに

食事が出てくるまで大切な人たちにお手紙送ります

絵はがきはもちろんマルギット・コヴァーチ

 

 

昼からどどんと頼んでしましました

本場グヤーシュはとっても美味しく

ついついお腹いっぱいになるまでパクパクと

 

食後は素敵な町並みを目的なく歩きます

街中央の教会

迷って上を見上げるとまたこの教会

×5

あららとため息

迷子中

 

観光地だったということもあって

人のいない方へ歩くと生活感溢れる区画に

素敵な小窓に屋根

小さなギャラリーが点在していました

 

 

石畳

素敵な風景をとついつい足下を見ず躓いて大変

小さな路地が無数にあって

あの道をゆけばここに繋がる

この道をゆけば、

あれ?

フェイント

自分の今いる場所が、駅の方向が全くわかりません

 

 

マルギット・コヴァーチの影響でしょうか

素焼きのツボたちがドアの上に置かれていたり

壁にうめられていたり

この辺り一帯

白壁に素焼きのコンビという興味深い空間

 

休憩にとコーヒー屋さんを

きょろきょろしているとドイツから観光できているお医者さんと出会う

会話が弾み

一緒にブダペストまで帰ろうとお誘い

既にバスの往復チケットを購入している旨を話すも

電車のチケットを君の分まで買うから、

と言われ

彼とブダペストまで短い列車の旅

これも旅の醍醐味

 

 

 

翌朝

空港に向かう

ほぼ白紙できたハンガリーの旅

いつものように満足

 

列車は空港へとスロウなペースで前進中

そんな中搭乗予定の飛行機のチケットを眺め

腕時計を眺め

搭乗予定の飛行機

既に出発していることに気付く

お気に入りの手動時計を疑う

この子のいたずらだろう

寝坊を認めない時間が短く流れた

 

フロントの人に理由と困った顔を見せつけ

なんとか次の便に搭乗ができほっと一息

1人旅ならではのトラブル

旅メモに何度記してきただろう

ぽかんと考えて夢をみた先

Dortmund

 

 

 

おしまい