今日の日
星は地上に降りてきて
わたしの目の前優しく光のまるい輪をつくった
生き様
25年が流れ
はじめて出会った星のたくさん
不時着したこの場所に
背中をおされた
出口をみつけた粒つぶは
黒いお気に入りのスカートの上
跡を残す不時着で
11月22日
moriの一番空に近い場所から
この暗いに目を、感情を
自由に解き放つ
小さな家の灯がきれいを並べ
スマイルな一等星
外国に向かう飛行機の2機
西に東に
旋回して雲に消えた
11月27日
結婚式
大好きな人
きれいな花嫁さん
おめでとうございます
東京
12月17日
翌日朝早起きして
電車いくつかのりかえて着いた
夢の国
帽子の上のミニーマウス
目をつぶっても夢の国
12月19日
翌朝東京
1人
東口から出られない迷路
今日はなんだか少しこわい
夕方の南口
信号機の赤と青が繰り返す日常は
少し苦手
最後の夜のごはんは丸い木の器の上
色とりどりのおいしいを並べた
帰り支度を拒む右肩は頼りにならない
新宿西口
人が行き交うをバスの高いその位置から眺める
小さい彼女はお気に入りの
そのコートと毛糸帽
小人が小さく手をふる
元気でね
1秒だけ深呼吸
後ろを振り返ると
人人の中
もう彼女を見つけられなかった
からだときもちのバラバラを
このバスは目的を見失わず運ぶんだ
12月20日