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アイテム

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1.カメラ

HOLGA120GFN 

Nikon COOLPIX2500

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2.乗り物

1日市バス乗り放題パス(¥500)

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3.適当な地図数枚

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4.minaのバック

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はじまり

8.14 夜8:30

満席いっぱいの夜の船たび

mamaが作った三角おにぎり

手書きのシールは

ウメとカツオとサケ

3Love

真っ白な紙に明日からの黒い文字を踊らす

そんな計画タイム

目的リスト

ほらこれも満席状態

 

夜の甲板

海にはりついた小さなキャンデー

エメラルドの灯

 

 

みんなの就寝部屋は

なんだか眠れない

ひとり真夜中の甲板旅

君は気持ちよさそうに

明日の夢の中

 

黒い海と波の白を

音でかきけし かきまわす

 

少年に出会った

彼は一人旅の途中で

今夜限りのチケット配り

仲間をランダムに

迅速に集めた

いつの間にか知らない4人の輪が

缶ビール片手に同じ空眺めた

シンデレラタイム間近

少年は一晩キューピットに変身し

わたしはそれを見送った

彼の羽が左も右も白いのを

おどろくことなく見届けた

 

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朝5:20

六甲アイランドが遠くに霞む

わたしはとうとう眠れなかった

 

天気灰色

暑さ紅色

 

計画1ばん

「リバーモールイースト」

六甲アイランドをひたすら前に

疲れしずくをおとす

まだまだ朝6ジ

屋上庭園で一息

独特なスロープにうっとり

設計 安藤建築事務所

竣工 → 1993年

 

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朝7:20

計画2ばん

「万博公園 太陽の塔」

 

てっぺんに輝く黄金の顔は未来の太陽

お腹の顔は現在の太陽

背後にある黒い顔は過去の太陽

地下にあった地底の太陽(現在行方不明!)

朝ごはんは太陽の塔と向き合っておにぎり

塔内は団体さまのみ受付

がっかり

ミニ太陽の塔が並んでいる受付窓に手をふりふり

次の目的地へ

太陽の塔 岡本太郎

高さ 70m

腕の長さ 25m

正面の顔 直径20m

構造 鉄骨コンクリート

 

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朝 9:00

計画3ばん

旅のメイン

「光の教会」

万博公園から茨木まで移動

ミニゲーム

タクシーを使おう

2000円以上なら君のお財布をなかせて

2000円以下なら私のお財布をなかせる

万博公園の警備のおじさんとお話

「そうだね、1800円前後かな」

微妙なライン

ぢゃあよしタクシーだ

元気よくあがった右腕

 

止まってくれたタクシー

赤い蝶ネクタイの似合う運転手

はじめてメータの音に心うきうきした

そんな贅沢

地図をみながら大通り

急にまがった細い道

この道をいけば早いんだよ

とおじさん

ちょっとまって

 

数分後

はいここでいいかな

はぃ

まけちゃった

780円マイナス

 

後で蝶ネクタイの運転手にミニゲームのことを話すと

「言ってくれたら遠回り大歓迎だったのに」

赤い蝶ネクタイが少し歪んでみえました

 

 

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蝶ネクタイのおかげ様で予定より1時間近く早く到着

「光の教会」

タクシーの悔しいおもいは教会を目の前にすると

既に道を知っていたかのように

どこかへいなくなりました

予約している時間まで付近をうろうろ

住宅街の中に馴染んだ教会は

安藤建築の特徴の四角いコンクリートの表情

その外観から内部を想像させて

手に持つカメラが震えて上手く写真がとれません

私が安藤建築を好きになったきっかけの「光の教会」

やっと目の前にすることができました

 

少し経つと私たちの所へ牧師さん

時間より1時間程早くなのに入るように指示してくれました

見学者の受け入れもかなりスムーズ

記帳名簿をのぞくと

北海道から沖縄まで

という感じです

     

光の教会は「コストが大変きびしい」の条件付きで

安藤先生に牧師さんが直接お願いしたそうです

安藤建築の特徴のひとつである

「鉄筋鉄骨」がこの建物に見られないのもコストの関係

家具にも低コストな「ラワン」が使用されています

※ 「ラワン」→ 足場などに用いられる丈夫なもの

屋根は防水の上、砂利敷

熱を逃がします

   

教会は入り口の右側が日曜学校

左側の礼拝堂

上の写真は日曜学校です

日曜学校 → 毎週日曜10:30から

礼拝堂です

教会は説教台が前下がり

一番低い所に十字架が立っています

普通の教会にはない設計です

 

時間によって光が導く方が変化する

わたしたちがついた9:00の光は

十字架の前に立つ自分のまん中

まっすぐ

ただ

まっすぐ

 

十字の限られたその幅を通って

教会内、わたし内で自由に放たれる

それをわたしのすべてで受け止める

光はずっと見ていられなくなる程

強い で 鋭い

だけど丸い

おどろくぐらい

 

私たちの貸しきりの時間が限り無く続く

背には巨大なパイプオルガン

建築雑誌でみるのとはまったく違って

礼拝堂に足を踏み入れた瞬間

ここにはいられないだろうパワー

光の存在

コンクリートは使い方次第で暖かくなる

 

 

9:30                    10:15

 

溢れる光

少し経つと牧師さんがやってきて

光の角度のこと、安藤先生のこと

たくさん話してくださいました

光は時間の経過とともに写真でいうと左に少しずつズレていきます

正午には左の説教台の上に置かれている丸いガラスの器を鋭く照らす

そんな素敵

光がガラスの器に向かって移動してゆく経過を

ずっと眺めていました

 

安藤先生のことは

「植栽を剪定させてくれない」

「だから落ち葉がたいへんです」

とか

アンチか?と思わせる口調でおっしゃられていました

確かに教会はやぶ蚊の住処になっていて

記帳名簿の横に「ムヒ」が常備されていました

わたしは自分の腕が大変なことになっていることを

ここにやってきて30分後くらいに気付き

ムヒをお借りしました

植栽にこだわる安藤先生

moriの美術館ももちろん同じです

秋になると落ち葉で悩まされ・・・

管理者は大変所

 

教会の入り口には「エゴノキ」が植えられていました

白い小さな花をたくさんつける落葉高木です

「桜」や「コブシ」も元気でした

 

心に範囲があって

もう既にあふれているだろうに気付く頃

牧師さんにあいさつを

すると牧師さん

「君のLEGOバック、そういえば」

と話を続けます

「光の教会のLEGO模型を作っている人がいるんですよ」

「でも実際の説教台の場所とは若干違いますけどね」

「是非みてみて下さい、おもしろいですよ」

http://www.ken-tucky.com/LEGO/WORKS/0029.html

※ 牧師さんは上のはなし、LEGO模型作成者にしっかり指摘したみたいですね

 

ありがとう牧師さん

 

そこでしかない その場所でしか味わえない

そういうものをつくりたい

安藤忠雄 「建築を夢に見た」より

 

写真では伝わらないから

おもしろい

 

静かな光の教会がある北春日丘の街に

新たに出会った光を添えて

街を後にしました

またいつかきっとここにやってくると思います

 

光の教会

 

シャシンヲドウゾ

 

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昼 1:00

計画4ばん

「六曜社」

お昼過ぎで満席覚悟でゆきました

わたしたちが席に着いてから

少し重たい扉が何度も開いて閉まって

その度にぶら下がったオレンジの光が

たのしそうに揺れるのをずっと眺める時間

注文は

ミルクコーヒー 420円

ドーナツ   100円

いただきます

六曜社マッチ箱

 

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昼 2:15

計画5ばん

「恵文社」

少し遠いなのでバスで向かいます

 

 

建築本の豊富さにうれしい時間が経ち

次の目的地も忘れ手にとる本

マッキントッシュの建築本はカバーが破れていたので

別注文

お店のなかは動かぬ人ばかり

ゲーテの詩集を購入

明日16日からの荒井良二さんの「ルフラン ルフラン原画展」

予定都合により見られず残念でした

 

http://www.keibunsha-books.com/

 

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夕 4:00

急いで計画6ばん

「京都府立陶板名画の庭」

閉園がPM5:00だから急ぎます

陶板画の発案者は堺屋太一

 

入り口が1Fでどんどん下へ下へ下がっていく構造

迷路のような設計は

安藤忠雄がサントリーニ島の集落を歩いた時

絶えずレベルを変化させながら

住戸の間をうねるように走る路地空間

迷宮空間に魅力を感じた

それが原点

  

一つ一つの陶板についてボタンを押すと

音声説明がながれますが

陶板には興味がなく

カシの木でしょうか

周りの緑たちも元気です

設計 安藤忠雄事務所

施工 津田共同企業体

竣工 1994年

入園料100円

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夕 5:20

やきとり屋さんみつけました

 

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夜 6:15

計画7ばん

「京料理をいただく」

先斗町へむかいます

久しぶりにグラスをあわせるね

カウンター席

おまかせ京料理

 

昨日から一睡もしていないわたし

君はきっと隣で笑ってたよね

さっきまで眠たいではなかったのに

ピンっと張っていた糸がぶちっ

あれ

お酒のビンの文字たちが目の前でダンスダンス

 

京料理

とっても満足

おごちそうさま

 

外に出ると京の夜町は雨模様

抹茶プリンを買って宿に小走り

今日1日のおしまいおしまい

 

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京都 2日目へ

 

 

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