Weil am Rhein

 

 

  Frank O GeryとANDO

  対比する

  それぞれのそれぞれ

  Geryの「動」に対して安藤の「静」

  

 

 

 

 

 

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4.Dez

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ロンシャンと同じくらい楽しみにしているWeil am Rhein

本当は昨日訪れる旅メモでしたがハプニングがあり今日に変更

ハプニングというのは3日は日曜でWeil am Rheinにゆくバスの本数が少なく

悉くうらぎられた

そんなハプニング

 

Baselからドイツ入りする場合3通り

あっちからこっちから

すべてトライしたにも関わらず時間合わず断念

(どうしても2時から行われる美術館の見学ツワーに参加したいだったからです)

 

参考までにルートを書いておきます

因にVitra Museum行きの方は停留所「Vitra」下車です

 

アクセス

 Badischer BahnhofよりBus55

KleinhueningenよりBus12

Weilstrasse(U6)よりBus 16

※Bus16はVitraで止まりません

 

BaselはDrei Laender Eckeといって3つの国の国境地点(ドイツ/フランス/スイス)

この事は語学学校の扱っている教科書で学びました

物価が高いスイスは東京同様ドーナツ化現象

Pendeln(ペンデルン)といってドイツ、フランスから毎日交通機関を利用し

Baselに通う人たちがたくさんいます

baselの旅行記で触れますが港の先に3つの国境が交わる所があり

そこには塔がたっています

日本では考えられないこと

税関をパスを示すことなく通過できるのも違和感がありました

DortmmundからBaselは夜行列車

その時はスイスに入ったと同時に荷物チェックとパスポート提示がありました

 

前置きが長くなりましたが

ここから記しのはじまり

Basel(スイス) → Weil am Rhein(ドイツ)

Bus55で20分

国境を跨ぐ

 

窓越しから眺めた税関

証明することなく通過

Weil am RheinはVitra社がある関係で

いす椅子イス

街の至るところ

Vitra下車

バス停デザイン:Jasper Morrison

おもった通りの場所

ここにあるのはVitraだけ

 

時間を間違えて開館1時間前に到着

Vitra Design Museum

Frank O. Gehry

この美術館は彼のヨーロッパ最初の建築

入り口

模型の大胆さが好きで興味を持ち始めた彼の建築

10時開館

12時から見学に申し込み

13ユーロ

ドイツ語を選択

 

美術館の裏にあるVitraの工場

設計:Frank O. Gehry

 

  

Museum Shop

設計:Frank O. Gehry

見学まで時間があるのでのぞいてみる

すると美術館でお会いしたおじいさんに再度会う

「学生だろ、君は」

と突然

「今手にとっている本を買ってあげよう」

また突然

よりによって一番高いもの86ユーロ本を見ていた私。

丁寧にお断り

それでもしつこいだったので7ユーロ手帳を買って頂くことにしました

「しっかり勉強がんばりなさい」

ついつい良い返事

 

美術館内にあるcafeで一休み

腰掛けると受付のお姉さんが飛んできた

「何にしますか?」

moriと同じシステムに苦笑い

パンフレットでvitraを少しお勉強

 

Vitra Design Museum

Frank O. Gehry

1989

http://www.design-museum.de/

 

 

午後12時

ツアー開始

私以外誰もいない館内

1人ですか?を尋ねる

「あなたはすごくラッキーね。めったにこんなことはありません」

と担当の女の子

 

自己紹介から始まり彼女と同い年であること

彼女はBaselの大学に通い

現役で建築を勉強している少女ということを知る

そしてイタリア語を習得するために1年間イタリアにオペアで渡っていた事等

友達のようにたくさん話をした

このツアーは英語、ドイツ語、(イタリア語)が選択できるのですが

驚くのは彼女一人が担当しているということ

1回のツアーで英語で説明したりドイツ語で説明したり

時にはイタリア語

大変だよ

と彼女

 

今回はこの彼女との会話がかなり楽しく

私としては珍しいことに写真を全くとっていないことにツアーの終盤に気付きました

写真ないにごめんなさい

 

さあゆこうと手を引かれ見学開始

最初に訪れる

Vitra Dom

設計:Buckminster Fuller

 

続いて

Vitra旧消防ステーション

設計:ZAHA HADID

http://www.galinsky.com/buildings/vitrafire/index.htm

 

イラク出身の建築家

船をモチーフに設計された彼女ヨーロッパ初めての建築

昔ここは消防署として機能していたそうなのですが

今はWeil am Rheinの街の中心部に消防署ができたため

必要がなくなったとか

現在は椅子100脚の展示場所になっています

そこで1脚1脚の説明を受け椅子の歴史のお勉強

Marcel Breuerが金属パイプから椅子をつくった最初の人物であったことなど

知らないだったおもしろいがたくさん

ベスト3を2人でそれぞれ決め

お互い全く違うに楽しい時間

ミースのBarcelona 座ってみたい

http://www.design-museum.de/museum/weil/stuehle/index.php

 

ZAHAの設計

照明のスイッチの部分を彼女が見せてくれたのですが

その分かり辛さに文句をたらたら

そういえばmoriもそうだったよ

と二人顔を合わせる

 

次の建築物に向かう道途中

Vitra工場の歴史を教えてくれる

昔火事になってしまいそのほとんどを失ってしまったという

現在残っている工場は一部分

老朽化した工場は2009年に新しい建物にうまれかわる

設計は日本人

円を書いたような建物になるらしい

 

ドイツ語の説明で自分なりに解釈しました

なので間違いがあるかもです

気付いた方メール下さいね

 

続いて安藤忠雄

Vitraセミナーハウス

ゲリーの美術館の先にある安藤

ここから安藤は始まっている

体すべてで感じてほしい

何もしゃべることなくこの道をゆきましょう

と彼女

 

 

エントランス

桜の木がたくさん植えられている

ここで彼女から桜の木にまつわるエピソード

畳サイズのコンクリートの前

分からないドイツ語を何度となく繰り返し聞いた

このエントランスを設計するにあたってどうしても桜の木を3本切らないといけない

このことに安藤は頭を悩めていたそう

仕方がなく最終的に3本切り倒したということ

 

 

エントランスのコンクリートに桜の葉の跡が3枚あるのは

この3本の木を想ってのことでしょうか

 

その真逆がゲリー

彼は美術館を立てるためにすべての植栽を切り倒した

という

根本的な考え方の違い

そういった考えが建物にも現れている

 

しかしゲリーの建物は外観からは想像つかないくらい

機能的で考えられた設計

その点安藤の建物は自然を重視するが上の不便さが多々ある

 

セミナーハウス側面

いつも対照的に設計する安藤

光の導入口は必ず2本線

これはmoriでも見られた設計

深い意味を彼女と自由に考える

 

  

外に出る

彼女はこの角度から眺めるガラスに映る桜の木が好きだという

安藤の建物はどこに立っても自然を感じさせてくれる

 

写真を撮るならば照明つけようか

と彼女

自然光が入る安藤の建物が好きだと伝えると

私もだわ

彼女もそう言った

 

 

このセミナーハウスには会議室が大小併せて5つ

すべて見学可能

彼女と二人きりの館内

この椅子が心地よいから座ってゆっくりしようとお誘い

 

この部屋が5つある中で一番大きい部屋

そして眺める桜

セミナーが行われるのは毎年、窓を彩る季節4月

桜色に染まる風景を見てみたい

 

入り口入って直ぐの非常口

「Er wollete das (die Tuer) nicht.」

彼女が笑った

その意味がその一行で解って私も笑った

 

この場所に非常口を作ってしまうと向こう側に建つ工場が見えてしまう

自然をこよなく愛す彼はそれが気に入らなかった

人工物を嫌う安藤

 

moriでも同じ

1階のラウンジからゴルフ場が見えることを嫌い

最後まで設計を通した

彼の意思を思い出して再び笑った

彼女にその話をして

もう一度2人で笑った

 

ここは図書館よ

と彼女

この光

どこかであったことがある

自然光の下

ここで本を読む

そんな静かな空間が彼女も私も大好き

二人ここに座って続くおしゃべり

 

  

セミナーハウスの写真群も彼女と話していると時間を忘れ

最後に気になる部分だけ撮りました

 

ゆっくり安藤の話を彼女から

窓に映る桜の木を眺めながら

数年前に安藤がBaselに講演で訪れた時のこと

彼女はその講演に参加したそう

彼は外国語が話せないためいつも通訳さんをつけるのだが

ジョークばかり大阪弁で言うため

 通訳さんも困りきってしまっていたよう

最高だったわ

と彼女

 

    

角が立つANDOの打設

ピーコンの穴はすべて塞いでいる

 

Vitra conference pavilion

1993

ANDO TADAO

 

建築の醍醐味

それぞれの建築家の考え方を知って実際に足を運ぶこと

竣工までの過程を聞くと建物の見方も変わります

 

 

 

Weil am Rhein

桜咲く季節にもう一度

 

 

 

 

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